地方における労働人口の減少と高齢化

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私たちの事業エリアである諏訪広域・岡谷市では、全国平均を上回るスピードで人口減少と高齢化が進んでいます。
このページでは、公的統計に基づく現状と将来推計をまとめています。

諏訪広域の いま

諏訪広域(岡谷市・諏訪市・茅野市・下諏訪町・富士見町・原村)は、諏訪湖を中心とした約19万人の生活圏です。
指標数値参考
総人口(令和5年)189,007人6市町村合計
年少人口(0〜14歳)11.9%全国平均 11.6%
生産年齢人口(15〜64歳)54.2%働き手は半数強
高齢者人口(65歳以上)32.9%全国平均(28.7%)を +4.2pt 上回る
出典:令和5年 諏訪地方統計要覧(令和2年国勢調査ベース)

岡谷市の いま

指標数値
総人口(令和8年1月)44,601人
高齢化率(2020年)34.7%
労働力人口24,599人
就業者数23,563人
⚠️
岡谷市の高齢化率 34.7% は、全国平均(28.7%)を 6.0ポイント 上回っており、諏訪広域のなかでも最も高い水準です。
就業者の産業構成
  • 第2次産業 9,673人(製造業が中心)
  • 第3次産業 13,064人
出典:令和2年国勢調査、長野県毎月人口異動調査

10年後・20年後の姿

岡谷市の人口推計

2020年(実績)2025年2035年(10年後)2040年2045年(20年後)2050年
総人口47,790人44,932人39,286人36,567人33,973人31,505人
2020年比△5.9%△17.8%△23.5%△28.9%△34.1%
高齢化率34.7%35.3%38.1%41.2%43.2%
出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」、第10次岡谷市高齢者福祉計画

岡谷市の高齢化率の推移

📉
10年後(2035年) — 人口は約 39,000人 まで減少し、高齢化率は 38.1% に上昇。団塊ジュニア世代が高齢者に差しかかります。
20年後(2045年) — 人口は約 34,000人 まで減少し、高齢化率は 43.2% に。およそ 10人に4人以上が65歳以上 となります。

諏訪広域3市の人口推計(比較)

2020年(実績)2035年(10年後)2045年(20年後)減少率(2020→2045)
岡谷市47,790人39,286人33,973人△28.9%
諏訪市48,729人42,876人38,871人△20.2%
茅野市56,400人51,839人48,461人△14.1%
出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」
💡
諏訪広域全体では、2045年に約16.7万人まで減少する見込みです(市町村人口ビジョン)。岡谷市は広域のなかでも 減少率が最も大きく(△28.9%)、特に対策が急がれます。

このことが意味すること

私たちが向き合っている課題

👤
担い手不足
採用が難しいだけでなく、育成に時間がかかることで現場の余力が失われやすくなります。
🔗
支援ニーズの複雑化
医療・介護・生活支援が重なり合い、専門職どうしの連携の難易度が上がります。
🏘️
地域のつながりの希薄化
見守りや支え合いが弱まり、早期発見や予防が遅れやすくなります。

私たちの考え方

私たちは、地域で暮らし続けたいという願い を支えるために、3つの考え方を大切にしています。
  1. 一人ひとりの暮らしの継続を中心に置く
  1. 専門職連携を「仕組み」で支える
  1. 働く人が成長し続けられる環境を整える

私たちの取組み

📋
業務の見える化と標準化
属人化しやすい業務を整理し、引き継ぎやすい形に整えています。
💻
ICT・DXの活用
情報共有のスピードを上げ、記録や連携にかかる負担を減らします。
📚
学びと育成
新人の立ち上がり支援と、経験者の継続的な学びを両立します。
🤝
地域連携の強化
医療機関、行政、地域資源と連携し、支援の途切れを減らします。

目指す姿

労働人口が減っても、地域で安心して暮らせるように。 私たちは、現場の実践と仕組みづくりの両面から、持続可能な支援の形 をつくっていきます。

本ページの統計データは、総務省 国勢調査、国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、長野県毎月人口異動調査、諏訪地方統計要覧、第10次岡谷市高齢者福祉計画に基づいています。